ホテル仙台プラザ 中国餐庁 北京

「ボーナスが入ったから、ごっつぉすっから!」と、女神様からのお言葉。しかし女神様はお忙しく、そのお言葉を頂戴してからしばらく経ってはいたのですが、本日ようやく実現される運びとなり、半信半疑で指定の場所である「ホテル仙台プラザ」へ、15分前に到着したのであります。

戦後の仙台をご存知の諸先輩方にお聞きすると「青木ホテル」という名が出てくる「ホテル仙台プラザ」。「ウェスティン」も参入した仙台のホテル業界の中においては、もはや老舗と言えるシティホテルで、私たちは「仙台プラザ」や「プラザ」、「プラザホテル」などと呼んでいます。

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私が学生の頃からお世話になっている先輩。今や同業他社さんではあるのですが、昔と変わらず色々と気に掛けてくださいます。今回も実に太っ腹で、ボーナスが出たからご馳走するよと、たまには美味しいものを仙台プラザでどう?という温かいお誘いを頂戴したのであります。

食事処としては和食、洋食、中華、と一通り揃っているあたりはさすがで、その中から美味しそうに見えた中華を。ホテルの中華はハズレ無し、といのが個人的な定説で、「中国餐庁 北京」と名付けられたこのレストランも非常に素敵な雰囲気で、スタッフも皆さん実に凛々しいのです。

いただいたのは、「宮城野ポーク甘酢煮」、「芝海老唐辛子炒め」、「日高見牛オイスターソース」が盛られたワンプレートランチ。これにサラダ、ご飯、スープ、漬物が付いて1,100円也。

さらに食後の飲み物(200円)まで付けていただいて大恐縮だったのですが、これが久々に味わう実に美味しい中華でした。三種の料理が同時にいただける、お得感も感じる一品です。

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ご馳走になったということは別にしても、この価格でこの味とサービスを受けられるなら、個人的には文句のつけようがありません。それどころか、熟練されたホテルマンたちがさり気なく提供するサービスに関しては感心しきりで、勉強にもなるのです。先輩とも同意見でしたが、毎日500円のランチを食べるよりも、2日に1回ここで食べる方が幸せになれるかもねと。

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残念ながら「仙台ホテル」が姿を消し、「仙台エクセルホテル東急」も年内での撤退が決まっているようです。一方で、ウェスティンも迎えて新たな競争が激化しそうな仙台のホテル群なのですが、仙台生まれの仙台を代表する老舗ホテルとして、今後も頑張っていただきたいものです。