今月の１日に、奥山仙台市長の宣言下で無事に出陣を果たした「伊達武将隊」。多くのテレビや新聞でも取り上げられたことで、仙台市内外にも少しずつ広く知れ渡ることになりそうです。
公募によるオーディションを経て採用されたという８名の精鋭たち。観光シーンを盛り上げるために行われる仙台市の事業とのことですが、正直なところ、タイミングとしては昨年の「天地人」と同時に展開させるべきだったと惜しむのであります。しかし、これからが一気に挽回です。
ここに来れば「伊達武将隊」へお目に掛かれると聞いてやってきたのは、ご存知「仙台城址」。一年チョッとぶりの見参ですが、仙台市街地を一望できる小高い山にもかかわらず、暑いのなんの。涼を求めるにはこの程度の標高では全くダメで、せめて泉ヶ岳なのでしょうか。
実に凛々しい「伊達武将隊」の面々。総勢８名のうち、私が伺った時には４名が出陣計画の参謀会議中らしく、伊達政宗公、伊達成実氏、支倉常長氏、そして女忍者のおひな、以上の４名にて仙台城の砦を守っておられたようですが、間近で拝顔しますと、素晴らしい！の一言です。
何と言っても、その表情や立ち振る舞い、そして私たちに対する優しさ。また、衣装や武具の素晴らしさにも目を見張るものがあります。さすが、選ばれし精鋭たち。よくもこの短期間で武将隊に必要なすべてを習得し、こうして堂々と私たちを楽しませてくださるまでになられたと。
武将はいずれもイケメンで、これでは「歴女」のみならず女性ファンが黙っちゃいないでしょう。とは言え、女忍者のおひなもチャーミングですが本格的で強そうです。しかし、私のようなオヤジがもっとも心配するのは彼らの体調で、この暑さの中、この「いでたち」なのですから。
相も変わらず、伊達政宗公は愛馬に乗られ、しっかりと仙台を見守っておられます。そして、仙台が一年で一番熱い時間を迎えようとしている今、若き武将隊はこれから益々活躍の場が増えることでしょう。是非とも身体だけは大切に、私たちを勇気付けていただきたいと願うのであります。
