うえのドイツ文化村

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先月の宮古島で宿泊した宿の近くに、「うえのドイツ文化村」というテーマパークがあるのです。そもそも、なぜ宮古島に「ドイツ文化村」なのか。 宮古島とドイツとの関わりはこうだそうです。

1873年(明治6年)、ドイツの商船ロベルトソン号が航海中に台風に遭い、宮古島の上野宮国沖合で座礁。これを発見した島民は一晩中たいまつの灯で乗組員を勇気づけ、荒れ狂う海に小舟を出して乗組員を救助。その後も1ヶ月あまり手厚く看護し、無事に本国へ送り返したと。

このことに感激した時のドイツ皇帝ウィルヘルム1世は、1876年、村民の博愛精神を讃えるために「博愛記念碑」を建立したそうで、これを後世に伝えるために文化村を造ったとのことです。

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話しは変わり、現在熱戦が繰り広げられているサッカーのワールドカップ。正直申し上げて、ふだんはあまりサッカーを観ないのですが、今回ばかりは「にわかサッカーファン」です。

第一戦を見事に勝利で飾った我が日本チーム。大会前の下馬評では色々と言われていたようですが、こういったものは本番が勝負でありますから、是非次も健闘を期待したいものです。

オリンピックもそうですが、このような世界杯では必ず耳にするのが各国の国歌です。様々な国の国歌が流れるなか、個人的になぜか昔から好きなのが「ドイツ国歌」で、賛美歌でもあるというこの曲の旋律が、純粋に「音楽」として心に響くのであります。日本の次に頑張れドイツ!