必殺36万画素!CASIO QV-100

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先日、納戸を整理していたところ、奥から出てきた一台のデジタルカメラ。やっぱりあったか。捨てた記憶は無かったので、どこかにはあるだろうと思っていたのですが、違う探し物の際に偶然にも見つけてしまった「カシオ製QV-100」。 確か、1996年に購入した製品であります。

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当時の私はとにかく新しモノ好きで、必要なのかどうかではなく、欲しいと思ったら手に入れるまで我慢できないといった、少々タチの悪い兄さんだったようです。それ以前にも、フィルムの一眼レフカメラやソニー製のHi8ビデオカメラなどで遊んでいたせいもあって、おそらく「デジタルカメラ」という名前だけで飛び付いてしまったのでしょう。まったく落ち着きのない状態です。

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なんと、36万画素を誇る1/4インチCCDを搭載し、1.8型のTFT低反射カラー液晶まで備えられています。撮影した画像はすべて32MBの内蔵メモリに収めるしかなかったのですが、精細画質で96枚、標準画質で192枚という、24枚撮りのフィルムで言えば4本から8本もの量に相当する写真を、これほどスリムでコンパクトな本体で、撮影が可能だったわけです。

今思えば少し笑えるお話しかもしれませんが、それでも当時は革新的でした。何と言っても、撮影した写真(画像)をすぐに液晶で見ることができるという魔法のような仕組みに、わけの分からない驚きを感じたのを憶えています。まったくデジタル業界は日進月歩であります。とほほ・・。