ゴールデンウィーク中にどこかへ旅行するということはほとんど無いのですが、それでも２年ほど前のＧＷだったでしょうか、試しにクルマで秋田まで遊びに行った際に、やはりどこも想像以上のスゴイ混雑だった記憶があります。それはそうです。年に一度の大型連休なのですから。
かと言って、どこにも出掛けないのもなんだかなぁと、以前から是非やってみたかった電車の旅にチャレンジしてみることにしました。クルマを置いて、電車と自分のだけ足が頼りです。
以前から一度は乗ってみたかった仙山線。そもそも仙台に住み始めてから在来線に乗る機会はまったく無く、もしかしたら初めてかもしれません。仙台から山形まで通じるJR仙山線は、国道48号線とほぼ似た経路をたどる越境ラインで、作並や山寺など途中での下車ポイントもいくつかあるようですが、初仙山線の今日は真っ直ぐ山形市だけを目指すことにしたのです。
自宅から一番近い仙山線の北山駅。近いと言っても約2kmほどで、まずはここを25分ほど歩くことから旅が始まりましたが、出だしから足はパンパンです。はたして大丈夫なのでしょうか。
無事に山形へ到着し、すぐに向かったのが山形城跡でもある霞城公園です。クルマでは何度も来たことのある山形市ですが、こうして市内を歩いたことは一度もなく、ここ霞城公園も以前から来てみたいと思っていたのです。最上家11代目当主である最上義光公の立派な像が。
例年より２週間ほど遅かったという桜の開花。さすがに一部の種類を除いては散り始めていましたが、それが見事な花吹雪となって青い空を舞っているのです。また、城跡を囲むお堀の水面を覆いつくす桜の花びら。普段はなかなか見ることの出来ない、貴重な風景であります。
この山形城跡。今日見た場所は城跡全体からみればほんの一部の場所で、当時の山形城は相当広い敷地を持つ立派な平城だったことが想像できます。雲一つ無い晴天にも恵まれて、Ｔシャツでも十分なほどの気温のなか、足腰はまだまだエンジン全開。次回に続きます。
