牛丼値下げキャンペーン

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「春の牛丼祭」と銘打って今月の7日から実施された吉野家の牛丼値下げキャンペーンは、昨日で1週間を迎えて終了したようですが、今回は残念ながら食べる機会を逃してしまいました。

と思っていたところ、次は松屋で「新生活応援キャンペーン」と12日から始まった値下げ合戦。こちらは23日までの2週間弱ですが、牛めし並が70円引きの250円で食べられるようです。

そして価格的には迎え撃つ立場のすき家は、「牛丼いつでも280円」と余裕なのか必死なのか。

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食事を安く食べられるということは私たちにとって大変ありがたい事ではありますが、今回の牛丼価格戦争をマスコミ各社でも取り上げたように、はたしてこの価格で大丈夫なのでしょうか。

今日現在、そして23日までは松屋の250円(牛めし並)が最安値ということになりますが、この価格で経費や適正な利益を確保できるとは到底思えず、他人事ながら少し心配になるのです。

もちろん、マックでもすべての人が100円マックだけを食べるわけではありませんし、幸楽苑でも290円の中華そばだけが売れるわけでもありませんから、ひとつの集客作戦なのでしょう。

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財布からお金を出すときには、少なければ少ないにこしたことはなく、その瞬間はありがたいと思うのですが、それが間接的に回りまわって悪い影響が及んでくる気がしないでもありません。要は適正な価格、そして価格に見合う質とサービスが提供されれば、支持はされるのでしょう。

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そんなことを考えながら、実に久々の「すき家」で牛丼を食べたのであります。並が280円、そして絶対に外せない味噌汁も頼んだところ、「同じ70円のお値段で、おしんこセットというものがございますが・・」と親切なご提案。おお、そうでしたか、ならばそれを。グッジョブ!

ウチは安いんだからしょうがないでしょ!的なお店もあるなか、「すき家折立店」のスタッフは、お茶のお替りまで注ぎにきてくれたりと・・。嬉しいことに低価格で高サービスなのでありました。