マルシェ・ジャポン 仙台

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「暑さ寒さは彼岸から」と言っても良いくらい、ますます寒さが増している仙台ですが、最近テレビCMでも頻繁に告知されている「マルシェ・ジャポン センダイ」。一番町まで行ってまいりました。

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サンモール一番町の青葉通りから南町通りまでを会場に開かれている「マルシェ・ジャポン」。簡単に理解すれば、「生産者が直接に、消費者の顔を見ながら販売する」ということだろうと思うのですが、逆に言えば、「消費者が直接に、生産者の顔を見ながら購入する」とも言えます。

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通常であれば、生産者も加工者も、農協や漁協、または問屋などを通して店頭から消費者へ商品を届けるわけですが、作った人が直接店頭に立ち、私たちが生産者の顔を見て購入するというのはある意味とても新鮮な経験です。おそらくこれまでもローカル単位では行われてきた事なのでしょうが、「マルシェ・ジャポン」はそれを全国統一のシステムとして構築したのでしょう。

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基本的に産直モノや物産品に弱い我が家。それでも今日は本当に寒くて寒くて、ゆっくり見て回ろうという気も起こらず、ざっくり回ってざっくり買って、逃げるように帰ってきたのであります。おそらく出店されている方々も今日の寒さは想定外で、厚着をしながらも実に大変そうでした。

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短時間ではありましたが、面白かったのはお店ごとの様々な姿勢です。この場を単なる販売増のチャンスだとみているお店もあれば、リピーターを増やすためにお店の知名度を高める工夫を実施しているところ、また固定客を確保するためにその場で具体策を講じているお店など。

山形から出店された品種ごとのリンゴジュースや、明治13年の創業だという志津川の老舗蒲鉾店など、今日この場で初めて目にしたり知ったことが少なくなかったというのも収穫でした。

そして、本日購入してきたモノをあらためて自宅で食べてみると実に美味しいものばかりです。この催し物が今後も続き、もし今回購入した人の顔を見つけたならば、「美味しかったですよ」とすぐに声を掛けることでしょう。それが私たちも生産者も、最大の醍醐味なのかもしれません。