ハウンド・ドッグ だから大好きロックンロール

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古いレコードを整理していたら、やっと出てまいりました。かの「ハウンド・ドッグ」であります。

八木山合奏団や、さとう宗幸さんなど、仙台の音楽シーンをリードした先輩方は決して少なくないのですが、その中でもおそらく最も派手で印象的だったのが「ハウンド・ドッグ」でしょう。

東北学院大学のTMS(東北学院大学ミュージック・ソサイアティ)という音楽部を中心に活動されていたアマチュア時代から、すでに仙台の音楽シーンで彼らの存在は知られていました。

ライブを初めて観たのが、確か当時花壇(かだん)にあったそれほど大きくないホールで、アマチュア離れしたそのサウンドとステージショーには、度肝を抜かれたのを強く憶えています。

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これは1980年のデビューアルバムですが、アマチュア時代から彼らがステージで演奏していた曲目が多いせいか、個人的にはとても懐かしく、今でもなおベストアルバムだと感じています。

八島さんと高橋さんのツインギターですが、アマチュア時代にはこれにHさんのギターが加わり、なんとトリプルギターだったのであります。3人のギタリストがシンクロして踊りながら奏でるロックンロールは実にカッチョ良く、女子はもちろん男子ファンも多かったのであります。

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ノリノリで素晴らしい演奏やコミカルなステージ進行と相まって、ライブは常に大盛り上がりなのですが、決まってアンコールで演奏するのが「だから大好きロックンロール」という、さらに一層盛り上がる曲でした。その後、「嵐の金曜日」でデビューを果たしたのはご存知の通りです。

出来ることなら、あの頃のメンバーがもう一度集結して、このアルバムに収められている曲を中心にライブを開催してはいただけないかとも思うのです。当時の思い出が一気に甦りそうです。