昨年４月の記事でも話題にさせていただいた釜出し一番石鹸。あの時点で16個ほどあった在庫も、とうとう残りが２個になってしまいました。実は、その後に製造元はやはり一旦廃業したようですが、新会社が製法を引き継いで無事に商品も出荷されるようになったようです。
私は在庫があったので注意深くは見ていなかったのですが、どうやら昨年の夏ぐらいから出回っていたようで、新しいピンクのパッケージがドラッグストアの店頭でも目立っているのです。
しかしギョッ！と感じたのがその価格で、なんと398円。以前は200円以下、最安値では168円程度でしたので、一気に高級石鹸になってしまったようです。でもまぁ、398円でも十分安いのですが。
そんなつい先日、実家の父から電話があり、もらい物で使っていない石鹸があるけど使うか？と言うのです。どんな石鹸かを聞いてみると、なんだか「釜出し一番」と書いてあると・・えぇ？
まったく、果報は寝て待てと言いますか、日頃の行いと言いますか。もちろん有り難く頂戴しに伺ったのであります。ずいぶん古いものだけど15個全部やるからと言うのですが、いい石鹸だから試しにお風呂で使ってごらんと、12個だけいただいてきたのであります。超ラッキー。
ずいぶん古いものだというだけあって、少々小さく変形していますし、色も白ではなくアイボリー気味なのですが、石鹸が大きく変質することはなさそうですので、品質はまったく問題なさそうです。
これで現在の在庫は14個。東北石鹸佐藤工場製のオリジナルは、さすがにこれが最後の在庫となりそうですが、何とかうまく使えば今年いっぱいはギリギリで持つかもしれません。私がピンクの新パッケージ商品を使い始めるのは、おそらく来年に入ってからになりそうです。
それにしても案内書に記載してある表現が泣かせます。「食器あらい」や「手あらい」という表現は今でも使いますが、「顔あらい」「体あらい」「髪あらい」なんて。確かに昔はそう言いましたね。
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