瑞鳳殿七夕ナイト 2009

IMG_2216

IMG_2221

IMG_2225

IMG_2248

IMG_2254

以前から気になっていた「瑞鳳殿七夕ナイト」。明日は天気が崩れそうだというので、今晩さっそく出掛けてみることにしました。仕事も早々に切り上げていったん自宅に戻り、軽装に着替えてから街で軽く夕食をとった後に瑞鳳殿へ。着いたのは20時過ぎでしたが、意外にもまだまだ人が出ているようです。ゆかた姿のお嬢様も多く、まさに「七夕ナイト」の雰囲気です。

参道や境内のいたるところに竹灯篭が設置され、実に幻想的な演出が施されています。帰りがけにスタッフのおじさんに伺ったところ、なんと1,200本の竹灯篭を設置し、約2時間燃え続けるろうそくを準備し、そのすべてに灯を点すのだそうですが、私たちの感動した笑顔を察して、そのご苦労が報われたのか、愛用のチャッカマンを少し嬉しそうに見せてくださいました。

森のコンサートと題されたミニコンサートでは、「アルパ」と呼ばれるハープのような民族楽器のデュオが、多くの観衆を夢の世界へ引き込んでいました。これも異次元の幻想的な世界です。

取り急ぎ持ち出した2台のコンパクトデジタルカメラはフラッシュ無しでは使い物にならず、手持ちではブレ率90%でした。手ブレ補正もこの暗闇ではまったく歯が立たないようです。この点だけが非常に悔しく、やはり三脚をしっかり用意してもう一度リベンジしようと思います。

今晩も多くの方々がこの世界を共有したわけで、伊達政宗公もさぞ喜んでおられるのでしょう。この「瑞鳳殿七夕ナイト」は8日まで開催されるようですが、スタッフのおじさんによると、瑞鳳殿を拝観せずに森のコンサートを観るだけなら入場料は必要ないとおっしゃっておられました。昼は街の華やかな七夕飾り、夜は幻想的な七夕ナイト。どちらも仙台の夏の風物詩です。