おやつの時間

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幼少の頃「おやつ」にありつけるのは、いつも午後3時前後と決まっていましたので、それ以外に何かを食べるのは、たまに親が買ってきたオフィシャルで出される食後のお菓子だけでした。

ものごころがついてきて毎日10円のお小遣いがもらえるようになると、オフィシャルの「おやつ」システムは廃止され、自分で駄菓子屋へ走り、勝手にお菓子を買って食べることを覚えます。

そして中学はまだしも、高校以降になると、もはや何が食事で何が間食かわからなくなるほど規則正しくない勝手な飲み食い生活が始まるのでありますが、おやつの習慣だけは健在です。

そして今でもたまに、いやほぼ毎日、いや実は毎日必ず、おやつに手を伸ばしてしまいます。食後にコーヒーを飲むと何か甘いものが欲しくなり、ついついお菓子系をつまんでしまうことが習慣化しているようですが、かと言って一度にそれほどの量を食べるわけでもありません。

しかし、甘いものを食べるとしょっぱいものも欲しくなり、キットカットの後にかっぱえびせんを連続でやっつけたりすることもありますので、口の中は大忙しとなる場合もあるのです。

この習慣を絶つことで、もっとスマートな体型になるであろうことはわかっているのですが、生きている以上は「美味しい」という感覚も大切なのだと自分に言い聞かせながら過ごしています。

そんなわけで、我が家では常に何らかのお菓子やしょっぱ系おつまみの在庫を欠かさないのですが、たまに棚卸しをしないと廃棄処分も発生しかねず、非常に無駄な事になってしまいます。

基本的には先入れ先出しを原則としているのですが、美味しいお菓子に出会うと以前に仕入れたものには目もくれず、その存在さえ忘れ去られてしまうのです。楽しいおやつライフのためには、在庫が無くなってから新たに購入するなど、何かルールを決めた方が良さそうです。