このメニューをご覧になってどこのお店かお分かりの方はスゴイと思いますが、記載されている文言がヒントになっていますので、行かれたことのある方はすぐにお分かりかもしれません。
今日は久々に同業の先輩とファミレスで昼食を共にしました。 お互い迷いなく日替りランチで。
ほとんどのファミレスでは「グランドメニュー」に加えて「ランチメニュー」を用意しています。メニューを完全に入れ替えるところもあれば、グランドメニューはそのままでランチメニューをプラスしているところもあるようですが、たいていのお店で備えているのが日替りランチなのです。
ご覧のように、玉ねぎの上にハンバーグとフライが、別盛りでもやしの上に乗った鶏唐揚げが、さらにフライドポテトとブロッコリーの付け合せが、それぞれすべて熱々の鉄板で出されます。
そう言えば、以前に単品のハンバーグを頼んだ際に「ソースは何になさいますか？」と聞かれたので、「ブルドッグソースでお願いします」と答えたら「ぷっ！」と吹かれたことがありました。店員さんの笑顔が見たい時には是非ともお試しください。
今日の日替りは意外にボリュームもあり、ふんわり焼かれたハンバーグも美味しくて二人とも無言でやっつけてしまいましたが、仮にスープを30杯飲んでも580円はお得かもしれません。
しかし、こちらミルキーウェイでは、実際には会計時に609円を支払わなくてはなりません。580円というのは税抜き表示だからですが、580円の方がはるかに大きく記載されています。
平成16年の４月から価格の総額表示（消費税を含んだ価格表示）が義務付けらたのは記憶に新しいところですが、税抜き価格を大きく表示して税込み価格を小さく表示することについては、税抜き価格を税込み価格と誤認される恐れが無い限りは問題はなしとしているそうです。
低価格ファミレスの代表とも言える「ジョイフル」や「サイゼリア」は確か総額表示のみで、税抜き価格すら記載されていなかったように思います。これはこれで実に潔く、分かりやすい表示でご立派だと個人的には思うのですが、ファミレスに限らず様々なお店のメニューをながめていると、その企業やお店の思惑が少し感じ取れて興味深く見入ってしまいます。
