紅虎禅で鉄鍋棒餃子

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先週、「瑞鳳殿七夕ナイト」に向かう前にサクっと食事に寄ったのが、こちら「紅虎禅」でした。場所は、南町通りの旧ケンタッキー・フライドチキン跡、現ミニストップの西隣りであります。

店内に貼ってあったお知らせにも記載されていましたが、こちらは以前上杉にお店を構えていた「紅虎餃子房」の直系なのだそうです。ご存知の通り「紅虎餃子房」は基本的にフランチャイズで今や全国的な店舗展開を果たしていますが、10年ほど前に仙台一号店として上杉に出来たお店は実に繁盛店でした。私も友人に教えてもらい、少し並んででも「鉄鍋棒餃子」を食べに行ったものでしたが、入居していたビルの老朽化に伴い、花京院に移転したということです。

考えてみれば花京院のお店にもちょくちょく伺いましたが、これもご存知の通り再開発によって撤収せざるを得ない状況となり、現在の南町通りへ開店するに至ったということのようです。

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おそらくフランチャイズのメリットもデメリットもお有りなのでしょう。「紅虎餃子房」と名乗るのはやめて今回から「紅虎禅」という名に変更したことをオーナー夫人が教えてくださいました。そこには、仙台一号店からこの地で蓄積してこられた誇りや気概のようなものを感じました。

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そんなこんなで久々の鉄鍋棒餃子だったのですが、水餃子の方が個人的には好みの味で、少し粗めに挽かれた肉中心の具もまた美味しく、熱々のまま口に運ぶと火傷一歩手前なのです。中華系の場合は冷めたものが出てくることはまず有り得ませんので、そこは安心であります。

店内では、おそらく宴会コースと思われるグループも一組いましたが、七夕期間中にしては混雑することもなく、比較的ゆったりしていたようです。観光客の皆さんは牛タンなのでしょうか。

と思っていたら、私たちがお店を出る頃には少し混んできましたので、ちょうどタイミングが良かったのだろうと思います。それにしてもオーナー夫妻、相変わらず客あしらいは上手です。オーナーが現場に出るという姿勢。もちろん人件費等コストの問題もあるのでしょうが、一方では、ご自身のお店に訪れるお客様と接していたい、という情熱の表れなのかもしれません。

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