大町 アレット

昨晩、実に久々に夜遊びしてまいりました。以前に引越しをお手伝いした先輩でもある友人から、今度お礼に何かご馳走するからねと言われていたのが実現することになったのですが、夜遊びと言っても22時半ごろには上がりましたので、私の場合はお子ちゃまレベルであります。

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先輩が選んでくださったお店は大町にある「AReT.(アレット)」。どうやら行きつけのお店らしく、以前は国分町にお店を構えていたそうですが、今年の6月にこちら大町へ移ったのだとか。

以前からそうでしたが、ここ数年の「大町」はさらにキテます。フレンチやイタリアンなどの食の分野に限らず、服飾や雑貨の分野においても個性的で素敵なお店が増えているようです。

国分町時代は夜だけの営業だったそうですが、大町に移ってからは昼もカフェとしてオープンしているらしく、個性的でカジュアルな店内は「飲み屋」という雰囲気を微塵も感じさせません。

なんと表現したら良いのでしょう。記憶は薄いのですが、映画「バグダッド・カフェ」で観たような店内と言いますか、オーナーの嗜好で集められた小物たちが安らぎを演出してくれます。

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この道7年目とおっしゃる若きオーナーいわく、「お客様がご自分の部屋に戻ってきた」ように感じていただけたらとのこと。なるほど、実にまったりとくつろげる雰囲気が漂っているのです。

どこかフレンチ風でもありオールドアメリカン風でもあり、一言では言い表すことは難しいのですが、いちいち素敵な小物も含めて、特に女性には心地良い空間と感じられることでしょう。

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フード類は、生地から自家製だというピザをはじめ、しっかりとした手作りで提供されるオーナーの創作料理で、どちらかというと味噌も含めてアジアンな味付けが得意なのかもしれませんが、どれも出し方の演出にもこだわりが見え、もちろんすべてとても美味しくいただきました。

実はこのビルの同じフロアにオーナーのお兄さんが創作雑貨店を開いているのだそうで、そのほかにも若き創作家たちが様々なお店を連ねるという、非常に面白そうなビルだったのです。

この「アレット」は窓も広く取られており、陽が差し込む店内でお茶を飲みながらまったりと和むのも良いかもしれません。今度はビルの雑貨店を覗きがてら、お昼もお邪魔してみましょう。何かきっかけが無ければ行くことが出来なかったであろうお店。先輩には心から感謝です。