山形蕎麦 三津屋

渋滞情報がニュースで伝えられるなか、高速道路を使って遠出をすることに尻込みしていたのですが、山形へ蕎麦でも食べに行こうということになり、急きょ午後から出動してみました。

自宅から山形自動車道の川崎インターチェンジまでは下道を走り、そこから山形蔵王インターチェンジまで渋滞は皆無。もちろん普段より交通量は多いのですが、実に快適なドライブで1時間ほどで到着しました。

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ご存知山形には美味しい蕎麦屋が数あれど、いつも決まって訪れるのが「三津屋」となってしまいます。友人や知人からは、やれあそこが老舗だとか、やれあそこが一番旨いだとか色々な話しは聞くのですが、どうもいつも冒険できずに三津屋へ向かってしまうのです。

おそらく、山形クラスになるとどこで蕎麦をいただいても大きく外れることはないのだろうと思うわけで、あとは好みの問題かと思うのです。私はこの三津屋で供される細すぎず太すぎずの、ちょうど良い蕎麦の太さとコシ、そして甘すぎず辛すぎずの出汁に対しても実に満足。

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今日ももちろん「板そば」と「野菜の天ぷら」をいただきましたが、考えてみるといつもこのパターンでして、本当に冒険できない男なのですね。まぁ、頻繁に訪れることが出来ずにアレが食べたい!となってから伺うので仕方がないのでしょう。少しずつ、違うお店や違うメニューも開拓していきたいとは思うのですがおそらくまた同じかもしれません。

めでたく満腹となったところで、このまま帰ってしまうのも何だし・・ということになり、山形駅からほど近い旅篭町というところにお店を構える漬物屋さん「丸八やたら漬」へ。

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ここは以前にも何回かお邪魔したことがあるのですが、実に趣きのあるお店です。なんと明治18年創業で、当初は味噌や醤油の醸造を本業とし、副産物として漬物加工を始めたそうなのですが、その後に昭和40年ごろから漬物専門店となったようです。お店の裏にある工場で作った漬物をお茶と共に試食させていただきながら、口に合うものがあれば購入するというスタイルです。このお店もそうですが、山形市街地には情緒豊かな建造物やお店が多く、仙台で失われた何かがこの街では大切に残されているような気がします。

▼ 「丸八やたら漬」風情あるお店の様子

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