レコードの音源をパソコンに取り込む機械を買ったしまったせいで、頭の中はその事しか考えられなくなってしまった単細胞の私ですので、さっそくレコードを物置の奥底から少しずつほじくり始めているのです。
レコードが出てくるたびに懐かしさに昔を思い出し、これはあの頃に聴いたなぁ・・などと振り返っているヒマがあったら、とっとと運び出すのが先決なのはわかっています。でも、このレコードでチョッとだけ運搬作業が止まってしまいました。
「スタッフ」というグループで、これは彼らの２枚目「モア・スタッフ」というアルバムです。実に1977年の作品ですが、当時（今も？）楽器をやっているアマチュアであれば誰しもが憧れたスーパースターたちが集結したフュージョングループで、けっこうな人気を博しました。
人間ドラムマシーンと評されたスティーヴ・ガッドをはじめ、エリック・ゲイルのギターは皆その弾き方を真似したものでした。そして何といっても存在が大きかったのがピアノのリチャード・ティーかもしれません。彼の奏でるピアノとフェンダー・ローズには本当に聴き惚れました。
キーボードプレイヤーの中では「スタッフ」のリチャード・ティーと「クルセイダーズ」のジョー・サンプルが私の中では２大巨頭だったので、彼らの音楽はけっこう聴いたものでした。
本日のレコード運搬作業はこのぐらいにして、スタッフ～～！を久しぶりに聴きながらさっそくパソコンへ取り込むことにいたしましょう。しばらくは寝不足が続くようになるかもしれません。
